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沖縄から遠く離れたグアテマラ共和国発のコーヒーブランドが、沖縄に新たな研究拠点を開設することになりました。
4日朝、名護市のコーヒー農園を視察したのは、世界有数のコーヒー生産国、グアテマラ出身のカルロス・メレンさん。
2017年、長く暮らす日本でコーヒービジネスを始めた際に、良質な豆を求めて故郷を訪れますが、現地では、コーヒーの実の果肉を除去する際に使った大量の水が環境汚染を引き起こしている現状を目の当たりにします。そこで水や電気、燃料を使わずにコーヒーの果肉を除去できる自転車脱穀機を開発。現在ではその生産方法が環境保護や小規模農家の生産性向上の観点から注目されています。
カルロスさんは、日本の中でも沖縄でコーヒーが栽培ができることや、情熱を持った農家がいることを知り、11月、日本で運営する会社の研究拠点を沖縄に開設。今後、県内のコーヒー農家と協力し、沖縄に適した品種の研究や持続可能な生産に取り組んでいくということです。