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県内では19日、新たに36人の感染が確認されるなど、一向に収束の気配が見えない新型コロナウイルス。玉城知事は19日、会見を開き「市中感染の拡大に警戒が必要」として、新型コロナ感染注意報の第4報を発令し、県民に対策を呼びかけました。

玉城知事「県全体における新規感染者にしめる経路不明者の割合が5割に近づきつつあるなど、どこで感染したかわからないケースが増えています。水面下での市中感染の拡大に十分な警戒が必要な状況となっている。」

玉城知事は19日の会見でこのように述べ、県内で連日、20人から30人台の感染者が確認される状況に危機感を示しました。また、宮古や石垣など医療が脆弱な離島でも感染者が増えている状況にあることから、新型コロナ注意報の第4報を発令しました。

今回の注意報ではマスクの着用や手洗いの徹底など、常に感染予防を意識することや、会食などは少人数で行うなど、市中感染が広がらないよう対策を講じることを呼びかけています。

県内では19日、20代から90代の男女、あわせて36人の感染が確認されています。このうち宮古島市で5人、八重山地区で8人の感染が確認されています。八重山地区で感染が確認された8人は、院内感染が確認されている「かりゆし病院」での感染者で、この病院での感染者数はこれで28人となりました。

新型コロナ36人感染 「市中感染の拡を警戒を」