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台風14号が勢力を強めならがら大東島地方に近づいています。10月7日午後3時ごろ「強い」勢力に発達しました。
強い台風14号は、10月7日午後3時には南大東島の東、およそ380キロの海上を1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径95キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。
大東島地方では10月7日の夜から風が強まり台風が最接近する10月8日の明け方から昼すぎに暴風となる見込みです。
渡嘉敷記者「南大東島では台風の接近に伴い、徐々に風が強くなり、また海は波が高く、荒れ模様となっています。」
高い波が何度も岸壁に打ちつけ激しい白波を立てていました。南大東島はすでに、荒れ模様となっています。島では9月の台風10号の経験もあり、商店や民家が並ぶ集落ではベニヤ板を打ち付けて窓ガラスを守ったり、港では漁船を陸にあげてロープで頑丈に固定したりするなど、台風対策が進められていました。
島の生活物資は週に1、2回定期船で運ばれてきますが、次に来るはずの便はすでに欠航が決まっていて、台風の影響が出始めています。
ガソリンスタンド店員「一番こっちのネックは(石油の)ストック。ストック量が限られているから、だからどうしても船が(来ないことが)長引くと、ガソリンの供給が、在庫が少なくなる。」
島民「(心配は)食料ですね、船が延期になってしまったというのをメールで見たので、今から買い出しに行こうと思っています。」