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2020年の地価、いわゆる「土地の価格」について、調査結果が29日に公表され、県内の地価は新型コロナウイルスの影響を受けても値上がりしていて、上昇率が全国トップとなりました。

県が年に1回実施している地価の調査は、県内41市町村284地点が対象となりました。県内の平均の地価は7年連続で値上がりし、上昇率は4.7%と新型コロナの影響を受けたものの、3年連続で全国トップです。

1平方メートルあたりの価格が最も高かったのは、住宅地では4年連続で「那覇市天久2丁目」の33万円。商業地では30年連続で「那覇市松山1丁目」の127万円でした。

不動産鑑定士は「新型コロナの感染が広がる前の伸びが大きく影響していて、結果、プラスになった」と分析する一方「コロナの影響がいつまで続くのかなど見通しはなく、調査への影響もわかっていない」と話しています。

県内地価上昇率全国一 新型コロナの影響受けるも