「リモート会議」や「リモート飲み会」、さらには「リモート旧盆」まで登場しました。新型コロナによって生活のあらゆる場面で新しい生活様式の模索が続いています。そうしたなか、街のメガネ屋ではリモートによる「視力測定」が始まっていました。視力測定を行うこちらの女性、1人で検査を受けています。本来いるはずの視力を測るスタッフはというと、大きなモニターの中にいました。
「こちらのお店では、新型コロナウイルス対策のためリモートでの視力測定が可能ということなんです」
県内で20店舗をかまえるメガネ屋、オンデーズ。5か月前に「リモート視力測定」をスタートしました。
オンデーズ PR担当 玉城紗代さん「今までやったことがないことなので本当にお客様に安心感を与えられるのかとか本当に大丈夫なのかなっていうところはあったんですけど」
従来、対面で行われる視力測定では、お客さんとスタッフが接触する機会が多く、そのため、飛沫による感染が懸念されていました。
オンデーズ PR担当 玉城紗代さん「スタッフとお客様が対面ではなくて、(東京)本社のリモートコントロールセンターをつないでリモートで検眼することによって飛沫感染防止につながっています」
モニターには東京本社にいる視力測定を担当するスタッフが待機しています。画面に映るスタッフの案内で視力測定が進められるため、お客さん側で、難しい操作などを行う必要は全くありません。モニターに映るスタッフとスムーズにコミュニケーションを取れている様子です。
メガネを買い来た女性「普段と変わらないというか」「リモートなんですけど、リモート感がないというか話しやすくてスタッフの方もとてもよかったです」「やっぱり、リモートですと、そうゆう飛沫とかの心配もないので安心して検査も受けれてよかったです」
オンデーズ PR担当 玉城紗代さん「お客様に対して飛沫感染防止という意味もあるんですけれども私たちも対面で視力測定させて頂くので私たちもお客様との接触が少なく感染の心配がない点がよかったかなと思います」
リモート視力測定は、サービスの質を落とすことなく、感染予防につながっています。
オンデーズ PR担当 玉城紗代さん「お客様もほんとに今までと変わりなく視力測定もできているのでそこはもう全然安心してリモートで使うことが出来ています」
新型コロナ対策として生まれた、「リモート視力測定」。新しい生活様式の中で、日常の風景となる日も近いかもしれません。