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新型コロナに対応するため県内の医療機関ではひっ迫した状態が今も続いています。県はコロナに感染した患者の対応にあたった県立病院の職員に危険手当を支給する方針であることがわかりました。
県病院事業局によりますと新型コロナの危険手当は1日あたり3000円から4000円になる見込みで、医師や看護師だけでなく患者を搬送した運転手なども支給の対象に含まれています。
県内で新型コロナの感染者が確認された今年2月からさかのぼって支給されることになっています。一方、新型コロナの影響で県内6つの県立病院では2020年4月から7月の外来や入院診療による医業収入がおよそ144億3500万円になり2019年の同じ時期と比べておよそ23億5000万円減少したことがわかりました。
外来診療を制限したり新型コロナの患者を受け入れるために病床を空けたりしたことが主な要因とみられています。感染状況は落ち着きを見せ始めていますが、油断できない状況が続いています。
県内では9月17日新たに30代から90代の男女あわせて6人の感染が確認されました。これで累計の感染者数は2310人となりました。
県内では4日連続で新規感染者数が1桁にとどまっていますが9月17日に感染がわかった6人のうち4人は60代以上で重症化するリスクが高い高齢者への感染が相次いでいます。
9月19日からの4連休を前に県は高齢者の感染を避けるため、電話やSNSを活用して直接の面会を控えてほしいと呼びかけています。