スポーツです。達成感に満ち溢れた表情を浮かべるこの女の子、実は”小学生”なんです。中・高生に混じって、この小学生スイマーが大活躍を見せました。
平良吏美華選手「全国で1位を取ってまたベスト（記録）を更新したい」
13日行われた夏季総合競技大会。学年は関係なく持ちタイムの良い順に最終組から組み分けされてレースが行われます。
女子50m自由形の最終16組。小学6年生の平良吏美華（たいら りみか）選手は中高生に交じっての出場です。
この組で唯一の小学生ですが166センチの高身長。そして泳ぎも・・・
平良吏美華選手「（対外試合は）2月に九州大会があってそれ以来」
小学生世代はこの半年余り試合がありませんでしたが平良さんは見事1位でフィニッシュ。さらに、自身が持っていた県小学生記録を更新しました。それでも・・
平良吏美華選手「（中高生を）ぶっちぎらないと26秒台は出ないよと言われて頑張ったが無理だったのでちょっと悔しい」
沖縄の水泳を大いに盛り上げてくれそうです。そして男子バタフライ50mの最終８組には大学生、高校生の中、唯一の中学生天谷太軌（あまや たいき）選手が出場。
中学最後の夏に一番の目標だった中体連が中止。悔しさも残りますが前を見据えています
天谷太軌選手「勉強では自分の行きたい高校に入って水泳でも賞状をもらったりできるよう頑張っていきたい」
新型コロナで大会中止が続いた中、県水泳連盟では屋外プールを使用して密をさけたり選手1人がエントリーできる種目を３から２に減らして時間短縮を図るなど対策して競技の場を準備しました。
県水泳連盟慶留間 保信競技部長「みんな君たちを見守っているんだよと子どもたちが感じてくれたら。（選手それぞれが）個人的にも頑張ってくれるのではと期待もかけている」
小学生の子どもたちにとっては実に半年ぶりの大会となりましたがプールでの再会を喜び合う姿も見られました。
新型コロナの影響を受けながらも子どもたちの競技の場を守りたいと大会や試合が再開され始めています。