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コロナの感染拡大が少しずつ落ち着きを見せてきています。そこで、課題になるのが対策と経済の両立です。東京のバス会社が沖縄進出を果たし9月14日運行を始めました。
比嘉チハル記者「那覇空港と県内各地を結ぶ路線バス。運営会社として、新たに、東京のバス会社が参入しました」
東京に本社を置く「東京バス」が、運行をスタートさせた路線バス「ウミカジライナー」。
運転手アナウンス「このバスは東京バスウミカジライナー、この先、イーアス豊崎行きでございます」
このバスは、那覇空港と豊見城市豊崎にできた商業施設を結びます。途中、瀬長島やアウトレットモールあしびなーなど観光客に人気のスポットにも立ち寄ることができます。運賃は、那覇空港からイーアス沖縄豊崎まで大人350円、子ども180円となっています。
東京バス・西村晴成社長「県民の皆様に受け入れられるかなと緊張感でいっぱいです」
渡嘉敷記者「運行を開始するこちらのバス。那覇空港からイーアス沖縄豊崎までを結びます。中に乗ってみると・・・やっぱり新車のにおいがしますね」
運行開始に先立って、おととい、バスの車内が報道陣に公開されました。密閉空間のためコロナ対策が気になるところですが…窓を閉め切った車内にモクモクとたかれたスモーク。車内の空気を入れ替える換気機能の実証実験も行われました。白い煙がバスの天井部分に吸い込まれるように消えていきました。東京バスによりますと2、3分で車内の空気を入れ替えることが可能です。
東京バス・西村晴成社長「未だに貸し切りバスの方は稼働は全国的に昨年の20%ほどしかない状況。ここを耐え抜いて、貸し切りバス業界全体で乗り越えたい」
東京バスでは、国際通りから道の駅いとまんなどを経由する「ハーレーエクスプレス」の運行を予定しています。