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9月8日に公開が始まった、辺野古新基地建設の設計変更の内容について、11日、市民団体が会見し「納得しがたい結論だ」として県に意見書を提出しました。

沖縄大学名誉教授・桜井国俊さん「『今回の計画変更が環境に及ぼす影響はいずれの項目についても変更前と比べ同程度またはそれ以下』と結論しているわけですが、我々としては納得いかない」

会見したのは、国が県に提出した辺野古新基地建設の設計変更申請書に加え環境監視委員会、技術検討会の議事録の内容を検討した市民団体です。

沖縄大学名誉教授・桜井国俊さん「県知事におかれましては、公有水面埋立法4条の1項の規定に基づき、『この変更申請は認められない』という結論を出してほしいという意見書を出した」

市民団体の元大学教授など環境の専門家らは、埋め立てによる汚濁のシミュレーションの結果と記述に矛盾点があることや、県全域に広げた土砂の採取に関しても、環境へ配慮は各事業者の責任としながら、その具体策については防衛局が全く示していないことなど5つの点を指摘。11日、玉城知事あてに意見書を提出したということです。

一方、玉城知事は11日の会見で、「関係者からの意見を受け止めて真摯に精査していきたい」とコメントしています。

辺野古設計変更 市民団体が県に意見書