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県では新たに16人が新型コロナに感染したことがわかりました。ここ数日、高齢者が亡くなるケースが相次いでいましたが、9月10日はコロナに感染した人が亡くなったという発表はありませんでした。
県によりますと9月10日、新たに10代未満から70代の男女あわせて16人の感染が確認されました。そのなかで医療関係者が4人含まれていて、医療機関ではまだ予断を許さない状況です。
県保健医療部・糸数公統括監「市中ではまだ流行していると思っています。全員の感染経路が追えているわけではないということと、飲食店だったり街中で感染しているような記載があったりしますので。」
新規感染者が減少傾向にある一方で、街中での接触による感染があることから県は市中感染についてまだ収まっていないとみています。
急激に感染が広がった、7月以降のウイルスを国立感染症研究所に調べてもらった結果、東京のウイルスと遺伝子が近かったことから、東京で流行したものが沖縄にも広がった可能性があるということです。
最新の感染状況を改めて見ていきます。9月10日の新規感染者数は16人で、9月6日以来4日ぶりに感染者が2桁となりました。これまでの累計は2259人、7月以降でも2100人を超えています。
10万人あたりの感染者数では東京を下回っていますが、それでもまだ全国で2番目に多い状況です。県内では188人が入院していて重症者は9人、中等症者は80人となっています。退院した人も2000近くいて、感染した人全体のおよそ9割が回復したことになります。
9月10日は死亡者の発表はありませんでしたが、ここ数日、高齢者が亡くなるケースが続いていました。