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名護市辺野古への新基地建設で、国が軟弱地盤を固める工事を進めるため県に提出していた設計変更の内容が、8日から公開されています。
設計変更の内容を公開する「告示・縦覧」は、県庁や名護市役所など8か所で始まりました。期間は8日から28日までの3週間で、国が提出した設計変更について、県内外の人が意見を述べることができます。
辺野古への新基地建設では、工事が始まった後、大浦湾に広がる軟弱地盤の存在が判明しました。国は66haの軟弱地盤を補強するため7万1000本の砂杭を打ち込む計画で、この工事を進めるため4月に設計変更を県に申請していました。
沖縄大学桜井国俊名誉教授「いままで環境監視検討委員会、あるいは技術検討会で沖縄防衛局のみなさんが説明されていますので、それを我々は読み込んでいますので、納得できない点はかなり絞り込まれていますので、それを確認するような形で、きょう公開された、告示・縦覧された書類を読み込んで、我々の意見を取りまとめて(知事に提出する)」
新基地建設に反対する玉城知事は、設計変更を認めない構えで、最終的な判断が示されるのは、年末から年明け以降になる見込みです。