さて、県はおととい、新規感染者や治療中の人の数が減ったことを受けて県独自の緊急事態宣言を解除しました。
街では営業を再開する店がある一方、今後への不安の声も聞かれました。
緊急事態宣言の解除から台風を挟み実質、きょうが解除後初の〝日常〟を迎えた那覇市の国際通り。
ところが、人通りも少なく、閑散としていました。
関西からの観光客「寂しかった店が閉まっていたので。人少ないなと思った」
緊急事態宣言が解除されたものの店からは手放しでは喜べない切実な声が。
店員「解除されてもワクチンができない限り人は戻って来ないかなと思う。また人が集まってしまうとまた緊急事態宣言を出しちゃうのかなと思った」
大阪からの観光客「(自分たちが)うつしてしまうんじゃないかとか迷惑がられるのではというのがあったが沖縄の人が大丈夫なのであればぜひまたすぐ来たい」
一方、平和通りでは、、
お土産物品店男性店員「1回コロナが東京都下でもすごいときに緊急事態宣言なったじゃないですか。その時と比べて全然変わらない。本当はもっと人気ってあるんですよ。人がいない状態がないんですけど、今ちょっと通って通りがゼロになるってことが多い。ショップも厳しい状況で。他のショップ店員とかとも話しているが来年なって前の国際通りの状況に戻るかっていうのが不安。」
こちらはきょう、営業を再開した店。
服屋女性店員「不安ですねやっぱり。お客さんもいないみたいですね。(Q.以前の国際通りとは違うか)以前とは全然違う。やっぱり戻ってほしいですよね」
不安の声がある一方でこんな声も
イカ佃煮販売店男性店員「少しづつはよくなって人数は増えている。人数は少しずつ増えてきているし、コロナも聞き飽きたみたいな感じで意外とマスクしていない方も増えてきているし、意識が薄れてきている。(Q.今後はどうなるか)どこの県よりも良くなっていくでしょうね。旅行に行くって言ったら沖縄以外にないでしょ。」
依然、シャッターも閉まっている店もある人気の観光スポット。不安と期待が入り混じる中、新たな日常が始まっています。