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丸一日以上、台風10号の暴風にさらされた南大東島では学校の再開が遅れるなど影響が続いています。

130人の子どもたちが通う南大東小・中学校では9月7日の朝から教職員たちが台風の後片付けに追われていました。

南大東小中学校望月雄紀校長「午前中は職員である程度(環境を)整えてしっかり迎えようという形にしました。村全体の景色見たらがらっと変わっていたので、とても大きな被害だなと感じていますね」

南大東事は、5日から6日にかけて30時間以上、台風の暴風域に巻き込まれ、学校ではグラウンドに隣の工場からトタン屋根が飛んできたほか体育で使う備品を保管していた倉庫が飛ばされました。

停電が長引き、水も使えなくなったため給食を出せる環境が整わず9月7日の授業は午後から実施することになっています。

また、生活物資などを届ける船は9月8日、12日ぶりに大東島地方に出港する予定です。台風9号と10号の影響で8月26日以降、9月7日まで運休していて島の生活への影響が懸念されていました。

台風10号の爪痕残る南大東 学校は午後から