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県は9月3日新型コロナに感染し入院していた90代の女性と70代の男性が亡くなったと発表しました。

また、新たに20人が新型コロナに感染したことが確認されています。県によりますと亡くなったのは新型コロナに感染し入院していたうるま市在住の90代の女性と中部保健所管内の70代男性の2人です。

このうち、90代の女性は、高齢者施設を利用していて、そこで体調を崩し検査を実施したところ感染を確認。また70代の男性は入院していた病院で集団感染、クラスターが発生していて2人とも施設や病院内で感染した可能性があるとみられていています。

また3日、新たに10代から70代の男女合わせて20人が感染したことが分かりました。

県では、9月に入り感染者数が以前より少なくなっていることについて、台風で検査体制にも影響が出たためその反動で4日以降増える可能性もあるとの認識を示しています。

これで県内での累計感染者数は2172人、感染が拡大した7月以降の感染者数は2030人となりました一方、現在、継続している県の緊急事態宣言は5日までとなっていますが、解除か延長かの判断は4日、対策本部会議で協議される予定です。

これまでの感染状況をまとめました。きょうは新たに20人の感染が確認されました。台風9号の影響で検査が遅れた分を含んだ数字です。

そのため県は、感染者数の公表がなかったおとといは1日あたり20人と訂正し、きのう(2日)は5人。そしてきょう(3日)は9人としました。これで、9月に入ってから34人の感染が確認されたことになります。

またきょうも新たに高齢者2人の死亡が確認されています。これで県内で新型コロナに感染しなくなった方は31人。7月以降に確認された24人のうち、ほとんどが高齢者となっています。

感染状況は落ち着きを見せているようにみえていますが、高齢者が死亡に至るケースはいまだ深刻なものになっています。

新型コロナ2人死亡 新たに20人の感染確認