※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

台風8号は、久米島の西の海上にあって、発達しながら進路を東寄りに変え、8月24日の午前、強い勢力で沖縄本島に最も近づく見込みです。

沖縄気象台によりますと、台風8号は8月23日午後5時には、久米島の西、およそ230キロの海上を、およそ10キロの速さで東北東に進んでいるとみられます。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートルで、中心から半径75キロ以内では、風速25メートル以上の暴風になっているとみられます。

また、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、沖縄や奄美地方では、8月24日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。

8月24日正午までの24時間に予想される雨の量は、沖縄で150ミリ、奄美で100ミリとなっていて、気象台では、暴風や土砂災害、河川の氾濫などに警戒するよう呼びかけています。

また、宮古島では大雨のため、城辺地区で土砂災害の危険性があるとして、宮古島市が避難準備にあたる土砂災害警戒レベル3を発表して警戒を呼び掛けています。

台風8号沖縄本島に接近へ