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血液がんの一種である「成人T細胞白血病・リンパ腫」の、早期発見につながる新たな診断方法を、琉球大学の研究チームが18日に発表しました。
「成人T細胞白血病・リンパ腫」は血液がんの一種で、授乳による母子感染、性交渉や輸血で感染するとされ、国内患者の多くが九州・沖縄地方に集中しているということです。
診断には、これまで血液や皮膚などから大量の検体採取が必要で、「琉大病院などの大きな病院でしか検査ができない」、「検査に時間がかかる」などの問題がありました。
今回の研究により、少量の検体で診断できるようになった他、一般的な病院での検査が可能になり、検査結果も1日で分かるようになるということです。