4日ぶりに新規感染者の最多を更新しました。8月4日はこれまでで最も多い83人が新型コロナに感染していたことがわかりました。そうしたなか、県は新たにホテルを借り上げて軽症者などの受け入れを始めました。
県保健医療部・糸数公統括監「(8月4日の感染者は)83人ということでこれまで1日に報告があった71名より多くなってしまったというこで最も多い結果となりました」
県によりますと、4日、新たに10歳未満から90代の男女で83人の感染が確認されこのうち10歳未満が5人含まれていました。これで県内での感染者数は637人にのぼり特に、感染者が急増した7月以降の感染者は495人となっていて4日までの1週間で人口10万人あたりの感染者数は27.87人となっています。
県内での感染拡大が急速に進みきのうの段階で病床利用率が146.6%と入院できずに自宅で待機を余儀なくされている人が200人を超えていました。県は8月4日から新たに借り上げた那覇市内のホテルで軽症者などの受け入れを開始しました。
ホテルにはおよそ200床ありますが、健康観察などを行う看護師などの数が十分に確保できておらず、当面は100床ほどの運用にとどまるということです。県は今後、宮古島市や石垣市でも同じような療養施設を30床ずつ増やせるよう病床の確保を急いでいます。
8月4日、新たに7人の感染者が確認された宮古島市、その繁華街にある「ラウンジ美月」では8月3日までに店の経営などに携わる30代の男性と従業員の男女2人のあわせて3人の感染が確認されています。
3人は、7月30日に感染が判明した那覇市に住む20代の女性が店を訪れた時に接触していました。きょうも新たに客や従業員など12人の感染が判明しこの店での感染者は15人にのぼっています。
県は店の協力を得て店名を公表し、3人が出勤していた7月28日と29日に店を利用した人は保健所に連絡するよう呼びかけています。