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火災で傷んだ破損瓦を活用し、首里城への思いを共有していこうという県などの呼びかけに19件が選ばれました。首里城破損瓦利活用の呼びかけには大学や企業、地域のグループなどから24件の応募があり、19のアイデアが選ばれました。
寄せられたアイデアを見てみると様々な場所で首里城御庭の空間再現を行うといったもの。学校内に赤瓦を重ねた花壇を制作するといったものなど様々です。
国営沖縄記念公園事務所の森口俊宏所長は選ばれた人たちに対し「思いが形となって広がっていくことを期待します」と語っていました。
沖縄県立芸術大学音楽部の山内昌也教授は「コンクリートの素材に破損瓦を配合することによって一間×一間の舞台空間「una」と名付けましたが、これをあらゆる所に置いて琉球古典音楽によるアートパフォーマンスを実施してみようと思いました」と話していました。
選ばれた人たちには8月ごろ破損瓦が提供されることになっています。