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辺野古の埋め立て予定海域周辺で、ジュゴンの鳴き声とみられる音が2カ月間で144回、確認されていたことが明らかになりました。
28日開かれた辺野古の新基地建設に関する有識者の委員会では、埋め立て予定海域周辺で調査を実施したところ、2020年4月と5月の17日間に、回数にして144回、海洋生物の鳴き声・鳴音が確認されていたことが報告されました。専門家は、ジュゴンの鳴音である可能性が高いとの見方を示しています。
しかしジュゴンの姿やエサを食べた跡などは確認されておらず、一定の風向きの際に鳴音が確認されていることなどから、ジュゴン以外の生物や人工物による音の可能性も排除できないとしています。沖縄防衛局は解析を進めることにしています。