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政府の観光支援事業「Go To トラベルキャンペーン」が開始されて最初の連休の23日、コロナの不安も広がる中、行楽地には多くの人が訪れました。
天候にも恵まれた「海の日」の23日、那覇市の波の上ビーチには多くの行楽客が訪れ、海を満喫する人の姿が見られました。
訪れた人は「海の日で予定組んでいました。今日は天気も良かったので絶好の(海)日和です。(子どもたちが)ずっと行きたいと言っていた」と話しました。
また東京から訪れた人は「「東京から来ました。もともと地元は沖縄ですが、里帰りで。(沖縄の海は)最高です」と話しました。また「(ストレスが)溜まっています。自粛自粛でどこも行けなかったので。今回は里帰りということで、ちょっと羽目を外してみようかと思っています」と話しました。
さらに県内から来た親子は「ずっとお家にいるよりも、外にいたほうが楽しい」と話していました。
一方、石垣港の離島ターミナルでは、朝早くから、竹富町の離島へ向かう観光客の姿が見られました。港では、観光客の受け入れ再開以降手や指を消毒した係員が船に乗り込む一人ひとりの検温を行い、感染拡大防止に努めています。
また、土産品店が並ぶアーケード街の店主は「できることは受け入れる側も来る側もみんなやっているので、そこは心配していないですけど、共存していくしかないと思っています」と話していました。
観光客を受け入れる地元では、観光業が本格的に再開できることに期待を持ちつつも、感染が拡大している本土から大勢の人がやって来ることに不安も交錯しているようでした。