※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

2017年、保育園の屋根で米軍機の部品が見つかった緑ヶ丘保育園。2年半が過ぎた今も、子どもたちの安全の為に活動する保護者らが6日、県議会議長に陳情しました。

宜野湾市、緑ヶ丘保育園の園長や保護者らは6日、就任したばかりの赤嶺昇県議会議長を訪ね、落下物について未だ原因が明らかにならない状況を訴え、米軍機の園上空の飛行禁止などを改めて求めました。

2017年12月、園庭までわずか数十センチの屋根の上で見つかった落下物をめぐっては、米軍は、落下物が軍のヘリに使用される部品だと認めながらも、軍が落としたとは認めていません。

神谷園長は「事故があった頃から、どんどんひどくなっています。外来機が来てタッチアンドゴーが始まると、5分おきに、1時間ずっと園上空を飛んでくるんですよ。この問題はきょう、あすの問題なんです、私たちにとっては」と訴えました。

これに対し、赤嶺議長は、陳情を委員会に付託し審査するとともに、保育園の視察も行う考えを示しました。

2017 米軍部品落下 チーム緑ヶ丘が新議長に陳情