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1日、沖縄国税事務所が、土地の評価額の基準となる「路線価」を公表しました。県内の平均値は、6年連続で上昇しています。
路線価は、土地1平方メートル当たりの評価額で、相続税や贈与税の算定基準にされています。県内の最高路線価は、19年連続で那覇市久茂地3丁目の国際通りとなっていて、1平方メートル当たり145万円と、8年連続上昇しています。
また、県全体の上昇率の平均は10.5%。これは去年に続き、全国1位となっています。ただ、不動産鑑定士の濱元毅さんは、「観光産業が好調なことが上昇の要因となった。今後は新型コロナの感染拡大で、地価にどのような影響が出るのか注視が必要」だと分析しています。