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6月22日、嘉手納基地で建物火災が起き、塩素ガスが発生した問題で、30日に県の職員らが基地内に入り、現場を視察しました。
仲宗根啓介記者「たった今、県の職員が乗った車が、米軍に連れられ、基地の中に入っていきました」
午後4時半、基地対策課や環境保全課の職員らが基地内に入りました。
火災は22日午前9時前、嘉手納基地の危険物を保管する施設で発生し、約5時間後に消し止められました。嘉手納基地は、この日の午後2時すぎには、フェイスブックで人体に有毒な「塩素ガスの粒子を放出した」と投稿し、目や気道に異常を感じた場合は医療機関を受診するよう英語で呼びかけていました。
しかし沖縄のメディアに広報があったのは午後6時半ごろ。文面も「塩素ガス放出の可能性」と表現がおさえられていました。
また嘉手納基地は当初「基地内にいる45人が煙や塩素ガスを浴びたが大半は軽症」としていましたが、その2日後には人数を100人と2倍以上に変更しています。