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辺野古新基地建設をめぐるサンゴ移植問題で、国と地方の紛争を仲裁する第三者機関は、農水大臣の県に対する是正の指示は違法ではないと県の主張を退けました。

辺野古新基地建設で埋め立て予定海域に生息するサンゴについて、移植の申請を許可するよう農水省が是正したことは違法な国の関与にあたるとして、県は是正指示の取り消しを求めて国地方係争処理委員会に審査を申し出ていました。

6月19日、委員会は「農水大臣による是正は違法ではなく、期限を過ぎても判断を先送りし続けた県の対応が違法である」として県の主張を退けました。

玉城知事「今回の委員会の判断は結果としてこのような国の関与を容認するものであり、誠に残念であります」

県は委員会の通知が届いた翌日から30日以内に裁判所に提訴することができるようになっています。

サンゴ移植問題で係争処理委が県の主張を退ける