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嘉手納基地で、住宅地に隣接する「パパループ」と呼ばれる元駐機場の区域を外来機が使用し、騒音や悪臭被害が増加しているとして、嘉手納町議会は15日、使用禁止などを求める抗議決議と意見書を可決しました。

嘉手納町議会當山均議員「町民からは、『排気ガスの悪臭がひどい』、『エンジン調整音がうるさい』などの苦情が相次いでいるとともに、なし崩し的に今後もパパループが駐機場として使用されることを懸念する声が高まっている」

嘉手納基地では、2019年2月から第353特殊作戦群関連施設の工事に伴い、住宅地域に隣接する「パパループ」と呼ばれる元駐機場が、MC130特殊作戦機の一時的な駐機場として使用されています。

15日の嘉手納町議会では、「アメリカ軍と日本政府は、工事の期間中、パパループを一時的に使用すると説明してきたにもかかわらず、外来機のМH60ヘリが4月から頻繁に使用し、常態化していると厳しく非難。そのうえで、パパループの使用禁止などを求める抗議決議と意見書が提案され、全会一致で可決しました。

騒音と悪臭増加 元駐機場使用禁止求め抗議決議