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新型コロナの影響で企業から内定を取り消されたり入社時期が繰り下げられたりした人が42人いることがわかりました。
沖縄労働局によりますと2020年3月末時点で新規高卒者の就職内定者数は2046人。内定率は2019年より0.3ポイント高い98%で、1985年の統計開始以来過去最高となりました。
大卒者の内定者数は2487人で内定率は、90.5%と同じく過去最高を記録しています。しかしその後2020年6月12日までに、新型コロナの影響で企業から内定を取り消された人が5人、入社時期が繰り下げられた人が37人いることがわかりました。
沖縄労働局の福味局長は内定率が過去最高を記録した理由について「観光産業にけん引され県内の就職環境が良好だった」ためとの見方を示しました。
一方で2020年の採用活動は企業の出足が鈍く、今後さらに新型コロナの影響が懸念されるとしています。