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宮古島市では11日、県内一の出荷量を誇る宮古島産マンゴーの旬の到来が高らかに宣言されました。
宣言したのはまぼろしの国の大統領です。下地市長は「本日よりマンゴー共和国、あらためて共和国を開会いたします!」と高らかに建国を宣言しました。
10日、島の駅みやこに建国された「マンゴー共和国」。生産者や販売者などマンゴーにかかわるすべての人で出荷の時期を盛り上げようと、毎年期間限定で現れる”まぼろしの国”です。
2020年は収穫開始も早く、豊作が見込まれているという宮古島産のマンゴー。大統領に就任した下地市長も。
宮古島市の下地市長は「いただきます。いいね、おいしい!」と感想を述べました。
一方、新型コロナの影響で航空便は激減、クルーズ船は全便キャンセルとなったことから、5月の観光客数が前の年の約7%と大打撃を受けた島の観光。マンゴーの売り上げも懸念されていました。
しかし、西里長治実行委員長は「観光客が減って店で買う人は減ると思うが、店に来る代わりに通販で注文したいという方がものすごく多くて、その注文だけで2019年の実績をもう上回っている」と話していました。
観光客減少を見越して、例年より早く通信販売の予約受付を始めたところ、10日時点ですでに2019年の1.5倍、1000件を超える注文が全国から入っているということです。
宮古島産マンゴーの出荷の最盛期は7月。”マンゴー共和国”のキャンペーンは8月23日までで、期間中は店頭販売のほかイベントも行われます。