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辺野古新基地建設の軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更の申請について、6月9日、市民団体が勉強会を開きました。一方、国は中断していた工事を早ければ12日にも再開する見通しです。
平和市民連絡会が開いた9日の勉強会では、辺野古の埋め立て予定地にある軟弱地盤について調査が不十分であるとして、地質調査のやり直しが必要だとしました。また、市民団体として国の設計変更申請を承認しないよう求める意見書を県に提出することが大事だと訴えました。
一方、複数の関係者によりますと、防衛局は早ければ12日にも辺野古の工事を再開する方向で調整を進めていることがわかりました。工事は4月に現場の作業員が新型コロナに感染したことがわかったため、これまで2カ月近く止まったままになっていました。しかし工事が再開されれば、新基地阻止を掲げる玉城知事を支える県政与党が過半数を占めた県議選の結果に反するだけに反発が強まるのは必至です。