きのう戦後初の中止が決定した夏の甲子園。球児たちは大きなショックを受けています。そんな球児たちに向け、沖縄球児の先輩埼玉西武ライオンズの山川穂高選手がエールです。
朝日新聞 渡辺雅隆社長「今大会の中止を決定しました」春のセンバツに続き、夏までも夢の舞台を失った3年生たち。
沖縄尚学 張博瀚(ちょう はくかん)選手「この2年半やってきて何のためにやってきたか分からなくなっている」
沖縄尚学 大阪出身 高見健人(たかみ けんと)選手「わざわざ沖縄まで行かせてもらって甲子園という形で恩返ししたかったが」
沖縄球児の先輩・山川穂高選手は自分が今高校生だったら甲子園の中止は受け入れられないとしたうえで落ち込む選手たちに対して思いを語りました。
埼玉西武ライオンズ 山川穂高選手「甲子園に出ることが大事というよりは甲子園に出るため、甲子園で打つために何をやったかが大事だと思うので、そういう意味でいうと今の高校球児たちはそれを間違いなく手に入れているはずですし、僕たちよりも心の面では相当強いはずですし頑張れるんじゃないかとは思います」
そして各県の高野連に委ねられている「独自大会」の開催についてはー
埼玉西武ライオンズ 山川穂高選手「(独自大会は)絶対にあったほうがいいと思います。僕も選手会の一員として入っているので最高の協力をしたいと思いますので、それぐらい甲子園と同じくらいすごい大会にできるようにはやってあげないと。この件で落ち込んでいる高校生が前を向けるようには絶対にしなきゃいけないと思います」
そして沖縄の後輩たちにエールを贈ります。
埼玉西武ライオンズ 山川穂高選手「今現状をすぐに受け入れろとは思いませんし、ずっと落ち込むでしょう、僕でも。最終的には前を向いて歩んでいけたらいいと思いますそれしか僕たちは言えないですし僕たちを今みんなに言っていることを僕たちも意識して頑張るので、一緒に頑張ろう」