沖縄唯一のプロレス団体琉球ドラゴンプロレスです。新型コロナの影響で先行きが見えない難しい状況の中、団体存続のため新たな形を模索しています。
新型コロナウイルス対策はリングでも。県内唯一のプロレス団体琉球ドラゴンプロレス。自粛していた合同練習をおととい再開。集まれたのは所属13人中4選手。
グルクンマスク「久しぶりすぎて痛い・・・」
団体を率いる48歳のベテラングルクンマスク。痛みは団体の運営にも。ドラゴンプロレスは設立から7年。うちなーんちゅレスラーも育ち他団体との交流や遠征などで着実にレベルアップしています。
しかし新型コロナの影響で毎年4月の旗揚げ記念大会はじめ試合が軒並み中止に。
グルクンマスク「(大会・イベントなど)興行収入が全くない状態。スポンサーもいま苦しい時期ではあるのであまりこちらからもおいそれとお願いしづらい状況ではある」
その中、ドラゴンプロレスでは団体のグッズ通販で収入をつくる一方で
グルクンマスク「(新型コロナが)収束したからといって多分今までと同じ興業は無理だと思う。例えば200人入る箱(会場)の中に100人の人数しか(密を避けるため)入れられない。そうしたらその(足りない)100人を有料の動画配信で誘致してその部分で200人として埋めていく形を作れないかなと」
その前段階として県内でプロレスを広く知ってもらおうとテレビでの番組制作も企画が進んでいます。
グルクンマスク「プロレスは万人に言葉も年齢も関係なく楽しめるエンターテインメント。プロレスというコンテンツは絶対に死なない。僕もプロレスを諦めていない」
コロナの荒波を乗り越えるべくリングの内でも外でも奮闘は続きます。
新型コロナの影響の中でも団体の存続をかけて活動している琉球ドラゴンプロレス。ホームページで最新の情報を見ることができます。