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県内で猛威をふるっている新型コロナウイルス。入院していた70代の女性が亡くなったことがわかりました。また10代の女性を含む2人の感染が新たに確認されました。

玉城知事は「本日も大変、悲しいお知らせをしなければなりません。新型コロナウイルス感染症により、県内医療機関で入院し、治療を受けておられた方が、昨日お亡くなりになりました。県内での死亡事例は4例目となります。お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げ、ご遺族の皆様に謹んでお祈り申し上げます」と話していました。

県は先ほど会見を開き、新型コロナに感染し、入院していた70代の女性が亡くなったことを発表しました。女性は家族内で感染があったということです。

県内では23日新たに2人の感染も確認されています。1人は10代の女性です。県内で10代の感染が確認されたのは初めてです。もう1人は60代男性です。2人とも軽症だということです。

県内では23日までに132人の感染を確認しています。また玉城知事は患者が急速に増加する中、自衛隊に災害派遣を要請したことを明らかにしました。

具体的には、重症者などの医療体制を確保するため、軽症者を医療機関から宿泊施設に搬送するための支援を求めています。

玉城知事は「軽症者については、民間の宿泊施設での宿泊療養を実施する方針としているが、医療機関から宿泊施設への適切な患者の搬送にあたり、保健所や民間搬送事業者などによる迅速な搬送手段の確保が困難な状況にあるため、自衛隊の災害派遣要請について、沖縄県内の病院から宿泊施設の間を、輸送の支援を要請することに致しました」と話していました。

自衛隊による軽症者の搬送は23日から30日まで実施される予定です。

死者新たに1人 感染者2人