※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

新型コロナの感染拡大が止まりません。きょう県は、新たに10人の感染を確認したと発表しました。感染が広がる中、思いもよらない場所に余波も広がっていました。

玉城知事「本日新たに10例の新型コロナウイルス感染者の患者が確認されました」

きょうは新たに40代から70代の男女10人の感染が確認されました。感染経路がわかっていないのが7人、二次感染が3人でした。4月に入ってからきょうまでに県内で感染が確認されたのは77人です。

10日までの感染者数は39人で、それ以降きょうまでの5日間で感染者の合計が倍以上になっています。単純計算で1日におよそ5人の感染者が出ていることになります。本島北部や離島の石垣島でも感染が確認されるなど、県内全域に新型コロナが拡散している危険性も見え始めてきました。

患者の家族が濃厚接触者となって発症するなど二次感染が28人いて、全体の3分の1以上を占めています。

玉城知事「さらにここ数日の発生において目立つのが、患者から家族への感染です。予防対策としては外から帰宅したらすぐに石鹸で手を洗い、うがいをしてください。そして、清潔な服に着替えて過ごしましょう」

特に身のまわりを清潔に保つことに加えて、家庭内での感染を避けるため、ドアノブやトイレなど家族が一緒に使う場所のこまめな消毒を徹底するように呼びかけています。

一方、石垣市の中山市長はきょう会見し、13日に感染が確認された市内在住の20代男性の飲食店の名前を公表するとともに、先月22日以降に店を訪れた人などに今後の健康観察など注意を呼びかけました。