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一方、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中でも市民の暮らしを支えるために働く人たちがいます。那覇市役所では、入り口にサーモグラフィーを設置したほか、窓口には、飛沫防止のためのラップを張った即席の防護処置をほどこし市民の対応にあたっています。同じ様な措置は南風原町役場や、糸満市役所などの公共機関でも行われ、感染防止の対策に追われています。
こちらは、新型コロナの感染者が出たことで4日から閉鎖されていた、那覇市の第一牧志公設市場。場内の消毒作業が完了し市や保健所からの安全確認を取った上できょうから店舗の営業が再開されました。シーミーでの注文や、配達の依頼がある精肉店がいち早く営業を始めていましたが、仕入れや仕込みが出来ずすぐに再開とはいかない店舗が多くありました。
粟国智光組合長「お店を閉じないといけないという声も出ているので政府においては休業補償や固定費の助成とか、分かりやすい支援策を打ち出してもらいたい」
そしてきょう石垣島ではこんな会見も。
中山石垣市長「なかなか消毒用アルコールが手に入らないというところでしたので 石垣島にはこの泡盛の77度があるということですので、市民のみなさまにはひとつの安心になるのかなと(思う)」
石垣島の泡盛メーカーが発売を発表したのはアルコール度数77度の泡盛。新型コロナ対策の一環で、国も高濃度のアルコール製品であれば医療機関でも消毒液として代用が可能だと通知していることから中山市長も「通常は泡盛だが、万が一の時に使える」と期待を寄せています。