※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
26日から供用開始となる那覇空港の第2滑走路。24日、メディアに公開されました。
仲宗根啓介記者「工事の着工開始から5年10カ月。幅60メートル、長さ2700メートルの滑走路がついに完成しました」
2014年1月から工事が始まった那覇空港第2滑走路。5年10カ月後の工期を経て去年12月、長さ2700メートル幅60メートルの滑走路が完成。いよいよ26日、供用開始となります。
沖縄総合事務局那覇港湾・空港整備事務所の原田卓三所長は「大変な工事だったと思っています。沖縄は台風は当然ですけど、冬場も波が強いので、護岸の工事についてはかなり苦労した」と話していました。
滑走路建設に伴い、新たに建てられたのが高さ88メートルの管制塔。羽田空港に次いで、全国2番目の高さになります。以前の管制塔では第二滑走路が見えないため、2つの滑走路の中間となるこの場所に管制塔が建てられました。
原田所長は「新しい滑走路ができて、処理容量も増え、これまでのみたいな遅延もなくなると思いますので、沖縄の観光経済に寄与できればと思っています」と話していました。
滑走路が2本に増えることで、24万回まで発着が可能になるということです。
日本の南の玄関口として、県経済を支える那覇空港第2滑走路。しかし新型コロナの影響で観光業が低迷し、出だしから不安も広がっています。