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新型コロナの影響で、全国的にマスクが不足しているなか、中国の大企業の創業者が日本の人たちに贈った大量のマスクが沖縄にも届きました。
仲宗根啓介記者は「ずらりと並ぶ段ボール。中には医療現場で用いられるマスク1万枚が入っています」とリポートしました。
こちらは19日午前、県医師会に届いた医療用のマスク1万枚。贈ったのは中国のネット通販大手アリババグループの創業者ジャック・マーさんです。19日はマーさんが日本に贈った100万枚の医療用マスクのうち、1万枚が県医師会に届きました。
これは2月、中国で新型コロナウイルスの感染が拡大し、医療物資が不足していたとき、日本から中国に医療用防護服が届けられたお礼にとマーさんが送ったものです。
贈呈式で医師会は、貴重なマスクを受け取り感謝の言葉を述べていました。
県医師会の宮里達也副会長は「現場は今のところ足りているが、なかなか流通が止まっていて、将来がどうなのか不安があることも事実ですけど、こういうのが来ると非常にありがたい」と話していました。
マスクは県内各地の医師会に送られ、週明けには医療機関に分配されます。