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新型コロナウイルスの影響で、今週から突然臨時休校が決まった小学校では、休みの間子どもたちをどうケアするか検討が行われています。

3日から10日間の臨時休校に入る那覇市の泊小学校では、先生たちが見守る中、子どもたちが2日は普段通りに登校していました。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、安倍総理は先週、全国の小中高に臨時休校を要請。県内でも一部の離島を除き、ほとんどの市町村が今週から休みに入ることを決めています。

泊小学校・田名真利校長は「先ずは、休校措置がどのようになるかをしっかり踏まえて、私たちは子どもたちのために出来るだけの教育を行っていこうと確認しました」と話していました。

一方、3日からの臨時休校を前に、那覇市教育委員会では校長会が開かれました。校長会では、休校の間も両親が仕事などをしていて家庭でみることができない小学校1,2年生に限り、学校で受け入れることが協議されました。

参加した校長からは、一部の児童の受け入れを認めるとコロナ対策という考え方と矛盾してしまうのでは、期間中に登校する子としない子で学習に差が出るのではといった指摘があがりました。

那覇市教育委員会の田端一正教育長は「どうしてもできないというものは学校と相談をして、何とか午前中だけでもみる方向でとお願いした」と話していました。

那覇市教育委員会では、それぞれの学校で受け入れてくれるよう、改めてこの後通知文を送ることにしています。

臨時休校 那覇市は1,2年児童 受け入れ検討