県内でも3人の感染が判明した新型コロナウイルス。世界的な感染拡大を受けインターネット上には今、多くの真偽が分からないコロナ対策の情報が流れています。 今、何が対策として求められるのか感染症の専門家に話しをききました。
県内では先週、3例目の感染者が出た新型コロナウイルス。先週以降、新たな感染者はでていませんが感染がわかった3例目の80代の男性にいたっては、いまだ感染ルートが判明されていません。
県も市中感染の可能性を否定できないと発表。感染予防が大事になっているなか、県は現在ある6つの指定医療機関で患者を対応できなくなった場合を「第2段階」と想定し、第2段階に移ったさいには6つの指定医療機関以外でも患者を受け入れられるように各地域ごとの協力医療機関と調整を始めたということです。
一方でネット上では新型コロナウイルスについて真偽分からない情報が流れています。
県民「こういう噂とかそういうのは見たことがあります。お湯を飲んだら殺菌されて菌は死んじゃう(と思う)」「お湯を飲むといいみたいなをツイッターで見た」
しかしウイルスの専門家は今やるべきことはやはり基本だと話します。
県立中部病院 横山周平医師「新型コロナウイルスの感染対策としまして4つを挙げています。1つ目は咳エチケット。2つ目は体調悪化時は休むということ。3つ目は手洗いの徹底ということ。4つ目は適切なマスクの着用ということです。」
また横山医師は対策として有効な手洗いでの注意点について。「親指を洗い忘れてしまうということが時々ありますので指先と親指のところを重点的に洗う。きちんと消毒することを忘れないことが重要かと思います」
新型コロナウイルス。様々な情報が広がる今だからこそ手洗いなどの基本を繰り返し徹底することが最も有効な対策のようです。