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県内で初めて新型コロナウイルスの感染が確認された60代のタクシー乗務員の女性が、23日に退院したことがわかりました。
新型コロナウイルスに感染した人が退院するためには、検査で2回続けて「陰性」であることが条件となっています。県によりますと、タクシー乗務員の女性は、その条件をクリアしたことから、23日に退院したということです。
この女性は2月1日、ダイヤモンド・プリンセス号が那覇に寄港した際、下船した乗客を自身のタクシーで南部の観光施設まで送っていましたが、14日になってコロナウイルスに感染したことが確認されたということです。
県内ではこれまでに3人の感染が確認されていますが、3人目の80代男性については、感染者との接点もわかっていません。
そのため県は、80代男性が街中で感染した、いわゆる「市中感染」も否定できない状況だとして、県民に手洗いやマスクの着用の徹底を呼び掛けています。