※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
新型コロナウイルスの影響が広がっています。2月8日、那覇に寄港予定だったクルーズ船に対し、7日、国が入港しないよう要請しました。
赤羽国交大臣は、船内に新型コロナウイルスへの感染者が出たおそれがあるとして、8日、那覇港に入港予定だったクルーズ船「ウエステルダム号」に対し、入港しないよう強く要請したことをあきらかにしました。
ウエステルダム号は2月1日に香港を出発し、7日から石垣や那覇などに寄港する予定でしたが7日朝、寄港地、石垣島の港には船の姿はありませんでした。クルーズ船には、乗客乗員あわせて約2300人が乗っていて、取り扱っている県内の船舶代理店によりますと寄港予定だった石垣と那覇についてはキャンセルしたということです。
国は7日から中国本土から県内にやってくるクルーズ船全ての乗員乗客に対し、質問票を配り、過去14日以内に中国・武漢市に滞在していたかどうか、新型コロナウイルスの感染者との接触の有無などを把握します。全員の確認が終わるまで下船はできないということです。