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新型コロナウイルスに備え水際対策の強化に乗り出しました。那覇検疫所では、港湾関係者を集めた緊急の会議が開かれ、水際対策強化について話し合いました。

検疫所では、7日から中国本土から県内にやってくるクルーズ船全ての乗員乗客に対し、質問票を配り、過去14日以内に中国・武漢市に滞在していたかどうか、新型コロナウイルスの感染者との接触の有無などを把握します。

全員の確認が終わるまで下船はできないということです。質問票の記入は義務付けられていて、虚偽の申告をした場合は、6カ月以下の懲役、または50万円以下の罰金が科されます。

那覇検疫所の垣本和宏所は「クルーズ客船が多く入ってきていますので、しかも大量な何千人という数が一気に入ってくるというところは他府県にはあまり見られない状況ということを考えますと沖縄はいろんなリスクは高いと考えております」と話していました。

那覇検疫所によりますと中国本土からのクルーズ船は、現在、来週14日に那覇港に寄港することがわかっています。ただ2月に入ってすでに4隻のクルーズ船がキャンセルしています。

中国本土から寄港のクルーズ船 乗員・乗客に質問票