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石垣市白保でのリゾートホテル建設の工事差し止めを求める裁判の第2回口頭弁論が1月28日開かれ、結審しました。
この裁判は、石垣市白保集落で計画されているリゾートホテル建設により、住民の生活環境や周辺の自然環境が損なわれる恐れがあるとして、住民らが工事の中止を求めているものです。
裁判で原告側住民は、ホテルの建設予定地では被告が開発許可を受けた排水処理方法が県の定める基準で認められていないため、そもそも建設は不可能なことから訴える必要性がなくなったとして、27日付で訴えを取り下げるよう求めたことを明らかにしました。
これに対し、被告側は原告側の指摘を認めたうえで、取り下げには同意せずそのまま結審しました。
被告側もホテルが建設できないことを認めた今回の裁判。判決は3月3日に言い渡されます。