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EU、欧州連合のパトリシア・フロア駐日大使が沖縄を訪問し、玉城知事を訪問したほか、琉球大学で講演を行いました。
日曜日から公務で沖縄を訪れているフロア駐日EU大使は21日午前、玉城知事を訪問しました。
フロア大使はドイツ出身。ドイツ外務省などで勤務したのち、2018年秋からEUの駐日大使を務めています。
フロア大使は2019年10月末に発生した首里城火災について、同じく世界遺産であるパリのノートルダム大聖堂でも火災があったことに触れ、「ヨーロッパの人も沖縄の人たちの気持ちを理解できる。EUとしてできることはなんでもさせていただきたい」と述べました。
また午後には琉球大学で学生を対象にした講演会を行いました。その中でフロア大使はEUは平和を目的に結成されたものであると説明したうえで、「21世紀に入り国際的な秩序が変化していく中で、様々な脅威や問題に対応するため日本とEUの協力関係が必要だ」と話しました。
22日、フロア大使はOIST、沖縄科学技術大学院大学を訪問する予定です。