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沖縄戦戦没者の遺骨収集をしているボランティア団体「ガマフヤー」が県内に仮安置されている約700体のDNA鑑定を進めるよう国に要請しました。
ガマフヤーの代表具志堅隆松さんは21日朝、厚生労働省などと意見交換しました。
沖縄戦では約20万人が犠牲になりましたが、戦後も多くの遺骨が遺族の元にかえっていません。国は2016年4月に「戦没者遺骨収集推進法」を施行しましたが、これは2024年までの時限立法となっていて、具志堅さんは一日も早い具体的な取り組みを国に求めています。
具志堅さんは正確に遺骨を鑑定するため、サンプルの採取は厚生労働省の職員ではなく、専門家が行うことや沖縄科学技術大学院大学を鑑定拠点にすることなどを求めました。