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高齢者に対する虐待事案が年々増加傾向にあることが県のまとめで明らかになりました。
沖縄県によりますと、2018年度の高齢者に対する虐待事案の報告件数は194件で、過去10年間で最も多くなりました。このうち、介護施設などでの虐待は9件のみで、大半は、家庭内での家族によるものでした。
虐待の種類では、「身体的虐待」が最も多く全体の7割近くを占めているほか、以下、「心理的虐待」、「経済的虐待」などとなっています。また、虐待者との関係では「息子」が最も多く、「夫」「娘」が続いています。
県では、虐待やその疑いに気付いた場合は、早めに市町村窓口などに連絡するよう呼び掛けています。