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沖縄と韓国、基地に反対する運動の現状を伝え連帯を呼びかける集会が12月3日の夜、那覇市で開かれました。この集会は「平和と民主主義をめざす全国交歓会」が開いたもので辺野古新基地建設に反対する運動の現状などを考えました。

辺野古の抗議行動を報告したのは公共工事の現場に必要な管理技士の資格を持つ奥間政正則さん。小型無人機「ドローン」を使って辺野古の埋め立て土砂を運ぶトラックを撮影して見えてきたことがありました。

奥間政則さん「10tダンプですけど、底が見えるんですよ、明らかに。これ全部そうです、ほとんど。これはダンプを儲けさせるためにやっているとしか思えないですよ」

少しの土砂を運ぶごとに多額の税金が投入されていることを指摘した奥間さん、ドローンを使うことで国にとって都合の悪い事実を暴いていきたいと訴えました。

また、集会には韓国・済州島で海軍基地の反対運動に取り組んでいるノ・ミンギュさんも講演、国や公権力は地元の声を聞かず押し付けてくる。韓国と沖縄は似ていると話しました。集まった人たちは国の強行に負けず連帯を強めて基地建設の反対を訴え続けていこうと決意を新たにしていました。

沖縄と韓国 米軍基地現状報告会