※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
辺野古新基地建設で県が埋め立て承認、撤回の根拠にもあげる建設予定地周辺にあるとされる辺野古活断層。12月4日、地質学の専門家が現地で調査しました。
4日朝から調査しているのは3日沖縄入りした地質学の専門家で新潟大学の立石雅昭名誉教授です。大浦湾を囲んで西の辺野古側と東の安部側、2カ所で地層の堆積物を採取しました。辺野古新基地の建設予定地の周辺には辺野古断層と楚久断層の2つの断層があります。
立石教授は2019年3月に行った調査から2つの断層のうち「辺野古断層」が地震を起こし得る「活断層」である可能性があると考えています。今回採取した試料を分析して断層ができた年代を特定できれば活断層かどうかを判断できるということです。
調査結果は、2020年2月ごろ明らかになる見込みです。