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焼失前の首里城の雄姿や火災当日の状況を鮮明に記録した写真展が25日から那覇市で始まりました。

写真展では、沖縄タイムスがこれまで撮影してきた首里城復元までの過程やこれまでの賑わい、そして先月31日の火災発生時の状況を伝える写真や資料、65点が展示されています。

また、復元作業に参加した仏像彫刻師・仲宗根正廣さんが保管していた木彫り見本なども展示され、首里城復元までの思いや火災の悲惨な現状を知ることができます。来場者は「(首里城が焼失し)、最初はショックで本当に身内を亡くしたようなくらいな気持ちになったんですが、1人でも多くの方がぜひ、これを見ていただければなと正直な感想を思いました」と話しました。

写真展は26日まで開かれていて、会場には募金箱も設置されています。

メディアが遺した「首里城」展