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首里城火災から3週間。22日、県議会で2回目の説明会が開かれ、今後、収蔵品の保管方法を見直す考えが示されました。
説明会は首里城火災の現状把握や情報共有のため11日に引き続き実施されたもので、火災発生から消火までの経緯などが改めて説明されました。
その中で首里城を管理する財団が所有する収蔵品1510点のうち、焼失した可能性がある収蔵品は401点にのぼり内訳は漆器が201点、陶磁器84点、書跡47点などなっています。
また、展覧会などのため他の博物館に貸し出していた絵画や漆器など10点が焼失を免れていたことがわかりました。
平良昭一議員「文化財の所蔵のあり方が見直されてくると思いますけど、耐火性の構造物(=収蔵庫)あるいは(収蔵品を)分散させて所蔵していくことが今後の課題になると思いますけど…」
美ら島財団花城良廣理事長「財団独自で第三者委員会を設置をいたしまして、これまでやってきたことがこれでいいのかというような検証をすると同時に、今度は、今後、収蔵品がどこでどうストックするのかということも含めて県内・県外もあわせて検討いただく」
説明会が終わった直後に県議会では各会派の代表者を集めて会議を開き、首里城再建支援のために議員報酬を削減することを決めました。