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18日夜、宮古島市伊良部の海岸で核燃料棒と書かれた不審物が見つかり、現場が一時騒然となりました。陸上自衛隊が調べた結果、放射線は確認されなかったということです。

下地敏彦宮古島市長は「伊良部国仲橋の船着き場近くの岩場にウランペレットと表示された物体が漂着している。そういう内容のものでした」と話していました。

市や陸上自衛隊によりますと18日夜、宮古島市伊良部の海岸でウランペレット、核燃料棒と書かれた不審物を漁師が発見し、ペットボトルに入れて警察に届けました。その後、県知事から陸上自衛隊に災害派遣の要請がなされる事態となりましたが、自衛隊が調べた結果、放射線は確認されませんでした。

下地敏彦宮古島市長は「結果として、このウランペレットは、実際には放射能は確認されなかったということで一安心しているところであります」と話していました。

見つかった不審物は長さ約20センチ、直径約1.5センチ。経済産業省資源エネルギー庁では約15年前、全国の小中学校に配布した「燃料見本キット」の一部の可能性があるとみていて、配布先などを確認しています。現在、宮古島警察署で保管されています。

宮古島で核燃料棒?!不審物発見