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きのう浦添市で行われた、野球少年・野球少女およそ300人が参加した野球教室。小さな選手たちに野球を教えるためにやってきたのは、ミスタードラゴンズこと立浪和義さんを始めとする、プロ野球の大物OBたち。

歴代最多セーブの岩瀬仁紀さん、通算2050安打の和田一浩さん、さらには神スイングでおなじみ、タレントの稲村亜美さんなども参加しました。

そんな名だたるメンバーの中で、一際注目されたのが、現役時代のおなじみの曲で登場した清原和博さん。プロ通算525本塁打のスラッガーも、2016年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受け、現在は執行猶予中の身。PL学園時代の後輩・立浪さんからの呼びかけで、今回の野球教室参加が実現しました。

清原和博さん「自分が事件を起こして、こういう機会を与えてくれたことに、心から感謝しています。」

これが有罪判決を受けて以来、初となるユニホーム姿。それでも依然人気は衰えず、自然と子どもたちが周りに集まります。野球教室では、選手らから指導を受けるだけでなく選手を指名しての1打席勝負も。

さらに、名選手たちを相手に試合も行われ、子どもたちは一球一球全力でぶつかっていきます。そして試合終盤にはこんな演出も。清原さんの打席で、マウンドに上がったのは、サプライズで登場した大魔神こと佐々木主浩さん。これを清原さんが打ち返し、会場を盛り上げました。

清原和博さん「久々にグラウンドに立って子どもたちと野球をして、沖縄の素晴らしい天気の中で思い切り野球ができた。この日のことは一生忘れないと思うので、これからまた精進していきたい思います。」

そして子ども達にとっては、名選手たちとともにすごした貴重な時間となったようでした。

参加した子どもたち「全部楽しかったです。」「良い人ばかりで、もっとうまくなりたくてもっと教えてほしいです。」

清原さんと対戦した選手「少し緊張したけど打ち取ったのでうれしかったです。(夢は)プロ野球に入ることです。」